登録免許税とは?
登録免許税は、家を買ったり建てたりするときに必ず関わってくる税金です。
家を買ったり建てたりした際には、土地や建物の所有権を明らかにしておくために、所有権の移転登記(売買)や保存登記(新築)をします。登録免許税というのは、このときにかかる税金です。
つまり、登録免許税を納付することにより、その土地や建物が自分のものであると明らかにすることができるのです。
また、その他にも、ローンを利用すると抵当権(担保権)の設定登記も行ないますが、これにも登録免許税がかかります。
登記はどのようにするの?
登記をするときには、司法書士や土地家屋調査士といった専門家に手続きを代行してもらうのが一般的です。
なお、こうした専門家は、銀行やハウスメーカーが紹介してくれますので心配する必要はありません。
ただし、司法書士や土地家屋調査士といった専門家に手続きを依頼した場合には手数料や報酬がかかりますので、その準備はしておきたいです。
司法書士の報酬はどれくらい?
一般的に、登記の申請は司法書士に手続きを依頼することになると思われますが、その際に支払う報酬額というのは、司法書士により異なるものの、4〜6万円ほどが目安となりそうです。
ちなみに、この報酬額以外にも調査費用や日当、交通費などが加算されて10万円程度になることもあります。
登録免許税の軽減措置のポイントは?
登録免許税の軽減措置については、次のようなポイントを押さえておきたいです。
■登録免許税というのは、建物についてのみ軽減措置があります。なお、平成23年3月31日の取得までとされています。
■軽減措置があるのは、所有権保存登記、購入などによる移転登記、抵当権設定登記です。
■軽減措置を受けるためには、その建物の適用を受けられることを証明する「住宅用家屋証明書」が必要になります。 |