住宅ローン控除について
住宅ローン控除は、金融機関等からの住宅ローン等を利用して、住宅を新築・購入、増改築等した場合に、一定の要件を満たせば、年末の住宅ローン残高の一定割合を所得税から控除できる税額控除の制度です。
控除期間について
原則として住宅ローン控除の控除期間は、次のようになっています。
■平成11年1月1日〜平成13年6月30日までの間に居住した場合・・・15年間
■平成13年7月1日〜平成20年12月31日までの間に居住した場合・・・10年間
控除限度額について
次のように、居住した年度によって控除できる限度額が定められています。
■平成17年1月1日〜12月31日・・・1〜8年目は40万円で、9〜10年目は20万円です。
■平成18年1月1日〜12月31日・・・1〜7年目は30万円で、8〜10年目は15万円です。
■平成19年1月1日〜12月31日・・・1〜6年目は25万円で、7〜10年目は12万5千円です。
■平成20年1月1日〜12月31日・・・1〜6年目は20万円で、7〜10年目は10万円です。
また、控除対象になる借入限度額も次のように決められていますが、年々徐々に減額されていきます。
■平成18年1月1日から・・・借入金3,000万円までについて、1〜7年目は年末借入金残高の1%で、8〜10年目は0.5%が限度額まで控除されます。
■平成19年1月1日から・・・借入金2,500万円までについて、1〜6年目は年末借入金残高の1%で、7〜10年目は0.5%が限度額まで控除されます。
■平成20年1月1日から・・・借入金2,000万円までについて・・・
ちなみに、いずれの場合も所得税額が限度なので、所得税額が少なかったりゼロであった場合には、控除額も少ない又はゼロということになります。 |