定期借地権付住宅とはどのような住宅ですか?
定期借地権付住宅というのは、敷地の権利が所有権ではなく、定期借地権になっている住宅のことです。
定期借地権は、例えば50年間など期間を区切って土地を借りる権利のことですから、契約終了後は土地を明け渡す必要があります。
その代わり、当初の保証料と月々の地代だけで土地を自由に使用することができるのです。
土地の購入費が不要なので、土地が所有権の住宅に比べて割安な価格で買うことができます。
定期借地権付住宅の住宅ローンは?
定期借地権付住宅の住宅ローンは、フラット35を利用することができます。
土地が借地なので土地の分だけ融資額が少なくなりますが、その他に関しては土地が所有権の場合とほぼ同じです。
ただし、それとは別に月々の地代がかかります。
定期借地権付住宅は売買したり賃借したりできるのですか?
借地の契約内容にもよりますが、基本的には定期借地権付住宅の売買や賃借はできます。
最近は、賃借権よりも権利が強い地上権による定期借地権付住宅も登場していますが、土地の所有にこだわらなくて、少ない負担で質の高い住宅を取得したいと考えている人にとっては、こうした定期借地権付住宅も有力な選択肢になるといえそうです。 |