新築の建物の不動産取得税の軽減措置は?
新築の建物の不動産取得税の軽減の要件および計算式は、次のようになっています。
■軽減の要件
⇒ 住宅(マイホーム、セカンドハウス、賃貸用住宅)であること
⇒ 課税床面積50u以上240u以下(一戸建て以外の賃貸住宅は40u以上240u以下)であること
⇒ 長期優良住宅は控除額が1300万円
■計算式
⇒ 軽減された不動産取得税=(固定資産税評価額−1200万円)×3%
中古の建物の不動産取得税の軽減措置は?
中古の建物の不動産取得税の軽減の要件および計算式は、次のようになっています。
■軽減の要件
⇒ 居住用またはセカンドハウス用
⇒ 課税床面積50u以上240u以下
⇒ 耐火建築物(マンションなど)は築25年以内、それ以外は築20年以内、または昭和57年1月1日以降に建築
⇒ 過去2年以内に新耐震基準に適合していると証明されていれば築年数は問われません。
■計算式
⇒ 軽減された不動産取得税=(固定資産税評価額−控除額)×3%
※控除額は都道府県により異なります。
土地の不動産取得税の軽減措置は?
前述した新築・中古建物の要件を満たしている土地の、不動産取得税の軽減の要件および計算式は、次のようになっています。
■軽減の要件
⇒ 建物が軽減の要件を満たすこと
⇒ 土地取得から3年以内に建物を新築すること(中古は1年以内に建物を取得)
⇒ 住宅を新築後1年以内にその敷地を取得すること
■計算式
⇒ ⇒ 軽減された不動産取得税=固定資産税評価額×1/2×3%−控除額※
※控除額は次の(1)(2)のうちいずれか多い方です。
(1)45,000円
(2)土地1u当たりの固定資産税評価額×1/2×家屋の課税床面積×2(200u限度)×3% |