マイホームの税金ガイド(2010-2011)



リフォームで住宅ローン減税を受けるには?

2種類の所得控除とは?

住宅ローンを利用したリフォームで適用になる所得税控除は、次の2種類になります。

<5年以上のローンで省エネ・バリアフリーのリフォームをした場合>
主な適用条件
⇒ 返済期間5年以上のローンを利用していること
⇒ 補助金を除いた省エネまたはバリアフリー工事費用が30万円以上であること
⇒ 一定の要件を満たした省エネまたはバリアフリー工事であること

控除率と年間最大控除額
次の表のとおり、年末ローン残高の一定割合が所得税額から控除されます。また、10年以上のローンを利用した場合は、通常の住宅ローン減税との選択になります。

  控除対象になる年末ローン残高の上限 控除率 年間最大控除額
リフォーム費用 1000万円 1% 8万円
リフォーム費用のうち、省エネリフォーム又はバリアフリーリフォーム費用 200万円 2% 4万円

<10年以上のローンでリフォームした場合>
主な適用条件
⇒ 工事費用が100万円超であること
⇒ 年収3000万円以下であること
⇒ 床面積50u以上であること
⇒ 一定の要件を満たしたリフォームであること

控除率と年間最大控除額

入居年 控除対象になる年末ローン残高の上限 控除率 年間最大控除額
2010年 5000万円 1% 50万円
2011年 4000万円 1% 40万円
2012年 3000万円 1% 30万円
2013年 2000万円 1% 20万円

なお、所得税から控除しきれない場合は、住民税からも97,500円を限度に控除されます。


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