2種類の所得控除とは?
住宅ローンを利用したリフォームで適用になる所得税控除は、次の2種類になります。
<5年以上のローンで省エネ・バリアフリーのリフォームをした場合>
■主な適用条件
⇒ 返済期間5年以上のローンを利用していること
⇒ 補助金を除いた省エネまたはバリアフリー工事費用が30万円以上であること
⇒ 一定の要件を満たした省エネまたはバリアフリー工事であること
■控除率と年間最大控除額
次の表のとおり、年末ローン残高の一定割合が所得税額から控除されます。また、10年以上のローンを利用した場合は、通常の住宅ローン減税との選択になります。
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控除対象になる年末ローン残高の上限 |
控除率 |
年間最大控除額 |
リフォーム費用 |
1000万円 |
1% |
8万円 |
リフォーム費用のうち、省エネリフォーム又はバリアフリーリフォーム費用 |
200万円 |
2% |
4万円 |
<10年以上のローンでリフォームした場合>
■主な適用条件
⇒ 工事費用が100万円超であること
⇒ 年収3000万円以下であること
⇒ 床面積50u以上であること
⇒ 一定の要件を満たしたリフォームであること
■控除率と年間最大控除額
入居年 |
控除対象になる年末ローン残高の上限 |
控除率 |
年間最大控除額 |
2010年 |
5000万円 |
1% |
50万円 |
2011年 |
4000万円 |
1% |
40万円 |
2012年 |
3000万円 |
1% |
30万円 |
2013年 |
2000万円 |
1% |
20万円 |
なお、所得税から控除しきれない場合は、住民税からも97,500円を限度に控除されます。 |