固定資産税とは?
固定資産税というのは、毎年1月1日現在において、土地、建物等を所有する者に対して、市町村より課税される地方税のことをいいます。
なお、固定資産税は、保有する土地や建物等の固定資産税評価額を基に課税されます。
固定資産税の評価額は?
固定資産税の評価額は、国の定めた固定資産税評価額に基づいて行なわれ、市町村長が決定することになっています。
具体的な固定資産税の評価額は、土地については公示価格の70%(時価の60〜70%)、建物については建築費の50〜70%程度です。
これは納税通知書が届いたときに、必ず確認しておきたいところです。
なお、土地や家屋の価格については3年ごとに見直されることになっています。
固定資産課税台帳は閲覧できる?
固定資産課税台帳は、本人とその代理人※、あるいは権利関係者が閲覧をすることができます。
※委任状が必要になります。
固定資産税の税率は?
固定資産税の税率は1.4%で、原則として年4回※に分けて納税することになりますが、一括納付もできます。
※4月、7月、12月、翌2月の4回です。
固定資産税の減税の特例は?
固定資産税の減税の特例等は、次のようになっています。
<住宅用地の減額の特例>
小規模住宅用地 |
一戸あたり200u以下の部分 |
固定資産税評価額×1/6 |
建物床面積の10倍が限度 |
一般住宅用地 |
上記以外の部分 |
固定資産税評価額×1/3 |
<新築住宅に対する減税の特例>
平成22年3月31日までに新築された住宅
地上階数3以上の中高層耐火建築住宅 |
床面積120uまでに対する税額が1/2に減額されます |
5年間 |
上記以外の住宅 |
3年間 |
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