認定長期優良住宅で住宅ローン控除を受ける場合の要件は?
次の要件を満たしている場合に、認定長期優良住宅新築等特別控除※により計算した金額が住宅借入金等特別控除の額となります。
■認定長期優良住宅の新築または建築後使用されたことのない認定長期優良住宅の取得をしていること
■平成21年6月4日から平成25年12月31日までの間に居住を開始し用に供していること
■前述した住宅ローン特別控除の適用要件を満たしていること
※年末残高の限度額と控除率が一般の住宅と異なります。
認定長期優良住宅とは?
認定長期優良住宅というのは、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の規定に該当する家屋のうち、その構造と設備等に関して、耐久性、耐震性、省エネ性能、可変性、更新の容易性等の一定の措置が講じられている住宅であり、また長期優良住宅建築等計画の認定通知書において認定されたもののことをいいます。
住宅ローン控除の限度額と控除率は?
住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除については、平成21年度の税制改正大綱によると次のようになっています。
<平成21年から平成25年までの間に居住の用に供した場合>
居住年 |
控除期間 |
住宅借入金等の年末残高の限度額 |
控除率 |
平成21年 |
10年間 |
5,000万円 |
1.0% |
平成22年 |
10年間 |
5,000万円 |
1.0% |
平成23年 |
10年間 |
4,000万円 |
1.0% |
平成24年 |
10年間 |
3,000万円 |
1.0% |
平成25年 |
10年間 |
2,000万円 |
1.0% |
<平成21年から平成25年までの間に認定長期優良住宅の新築又は建築後使用されたことのない認定長期優良住宅の取得をして居住の用に供した場合>
居住年 |
控除期間 |
住宅借入金等の年末残高の限度額 |
控除率 |
平成21年 |
10年間 |
5,000万円 |
1.2% |
平成22年 |
10年間 |
5,000万円 |
1.2% |
平成23年 |
10年間 |
5,000万円 |
1.2% |
平成24年 |
10年間 |
4,000万円 |
1.0% |
平成25年 |
10年間 |
3,000万円 |
1.0% |
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